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建武新政 けんむのしんせい

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4609 建武新政 けんむのしんせい 1334(建武1)後醍醐天皇の下に行なわれた天皇政治の復活。倒幕による天皇政治復活は後鳥羽上皇以来公家側の理想であり、1321(元亨1)後醍醐天皇は院政を廃し天皇親政を実現、鎌倉幕府打倒の計画を進めたが、正中の変・元弘の乱で失敗し、しかし1332(元弘2・正慶1)護良親王・楠木正成らの挙兵により倒幕計画は進展し、翌1333、5月、鎌倉幕府は滅亡、天皇も隠岐から帰京し、延喜・天暦の治を理想として天皇親政による新政権を樹立。鎌倉時代の公武二本立の政治を公家一本立の政治にし、記録所を復活し、雑訴決断所・武者所を新設、国司・守護を並置した地方行政にあたらせた。翌1334、正月建武と改元、紙幣発行・大内裏造営などに着手したが。歴史の発展を無視して古代に理想を求めた政策は武士階級に不満を与え、翌1335冬、足利尊氏の反により崩壊した。この新政を当時は公家一統の政治といった。尊王主義者は特に建武中興といい、江戸時代からそのような名辞が使用された。