- 住所・・・京都府京都市東山区清水1丁目294
- 山号・・・音羽山
- 宗派・・・北法相宗
- 本尊・・・千手観音
創建
奈良時代末期、大和国(現、奈良県)の子島寺(観音寺)の僧延鎮が音羽山の滝で 行叡に出会い、行叡の遺命により延鎮が千手観音を霊木で作り、庵に安置したのが始まりという。
境内
清水寺へ行くには清水坂などの坂道を登るしかなく、両脇にお店が並び、参道はいつも賑わっている。境内に着くと朱色の門や塔があり、段々 京都らしい寺院の趣がある。中に入ると、左側に本堂があり、右には清水の舞台があり、迫力満点である。参道を進むと、奥の院があるが、大抵の 人は山を下り、音羽の滝の所にでる。清水寺の名の由来となった滝がある。そして、清水の舞台の下に出る。更に進むと境内を出る。
逸話
逸話は数が多いが、私が今回、訪れたのは南北朝時代の足利尊氏の願文が残っていたということで訪れた。この願文は尊氏が世の中が静謐になったら 弟の直義に政権をゆだねるというものだった。実際には願文の通りにはならず、尊氏が直義を倒すことになる。いわくつきの場所ということである。
体験談
私が久しぶりに京都に来たのは初期の室町幕府の旧跡を訪ねることだった。2番目の場所として清水寺を訪れた。逸話にも書いたが、尊氏の願文 という、歴史上、当時の権力者の姿を垣間見ることができる史料が残っていた重要な場所でもある。京都にはいくらでもそんな場所 がある。もっと京都を知りたいというのが、私の本音である。