東寺とうじ(教王護国寺きょうおうごこくじ)

  • 住所・・・京都府京都市南区九条町1
  • 山号・・・八幡山
  • 宗派・・・真言宗
  • 本尊・・・薬師如来

創建

東寺の創建は『東宝記』や『帝王編年紀』にある796(延暦15)年の藤原伊勢人造寺長官任命をもって、創建としている。

境内

東寺の境内は広いので、どこが入口かわからないくらいほどである。私は南大門から入り、塔・金堂・講堂の脇を通り、北から東寺の 建造物の拝観料を払って入った。

逸話

私の今回の旅の目標からするとこの寺院は初期の室町幕府を訪ねることだから、東寺で関連するものは東大門であり、別称、不開門あかずのもん である。この門は建武3年(1336年)6月30日、新田義貞が足利尊氏を追い、尊氏が東寺の東大門を通って門を閉め、新田義貞から逃げられたという 。それ以来、門を開けてないので、不開門という。

体験談

私は足利尊氏と東寺の関連する逸話があることは知らなかった。どこかで聞いたとしても、気にせずずっと過ごしていた。改めて、昔に調べたメモを 取り出していたら、尊氏の逸話が出てきて、京都に行くならこの東寺を見て、不開門を見なくてはならないと思って寄った。近くで見ても、無骨で丈夫そうな 木製の門だと思った。さすがの新田義貞も寺院などの宗教施設には入れなかったのだろう。日本は宗教施設に勝手に出入りを禁止している。武士が入って きて戦をした場合、庶民、僧、天皇が黙っていられない。一の武将が日本のほとんどの国民を相手に戦をすることはできなかった。それだけ、宗教と政治、 軍とは大きな壁があった。